レンタルは1月中は残します
【はじめに】
おはこんあけよろ、Healです。
レギュE最後のS13お疲れ様でした。シーズンが1/4までということもあり大晦日三箇日と酒も飲まず対戦していた人もそれなりにいたのではないでしょうか。
自分はS4〜S9までポケモンをしておらず、S10から復帰したのですがダメ感が死んでるのと環境理解が厳しく、ようやく満足の行く順位を取れましたので久しぶりに構築記事を書いていきます。
6体中3体が前期1位構築のパクリのためもはや自分の構築ですらない気がしますが書いていきます。久しぶりに書きたいので。
メインROM
サブROM
↑ちなみにサブROMは3桁チャレから脅威の9連敗で宇宙に行きました
【コンセプト】
強いポケモンを強く使い、対面ベースに仕上げる
前シーズン麻痺を拒否されるのが苦しかったため、自分で使う側には回らない
【構築経緯】
まず前期1位スポンジさんの構築がすごく強さと使いやすさを兼ね揃えた構築だなと使ってみて思ったのと、対戦動画をたくさんYouTubeにあげていただいていたのもあって参考資料が多く、この構築をベースに練度を上げていけば今シーズンは行けると思っていました。
今の環境の構築作りに自信が無く、結構取っかえ引っ変え色々な構築を組んでいた自分には信じられる構築があるというだけでシーズン中すごく動きやすかったです。
特に先発の炎オーガポンとカイリュー、後発のハバタクカミと連撃ウーラオスの4体がすごく好きでした。
ただ自分で使っていくうちに、まず連撃ウーラオスの型が自分に合っていませんでした。
水オーガポンが相手の選出にいると水流連打を打ちにくいのが自分的にはやりにくかったのと、対面的に動かす際に取りこぼしをアクアジェットでぶっ飛ばしてラスイチとタイマンで戦うシチュエーションが作りたかったです。
なのでまずは突撃チョッキを使ってみましたが、連撃ウーラオスの対特殊で最も脅威となるハバタクカミはこっちの最速ハバタクカミによる上からの削りとアクアジェットで案外どうとでもなるためなんか結局そんなに活きないし、パワーッとタイキューッをもっと高めたいと思った。
そこでミラー最強の最速HSビルドアップ持ち連撃ウーラオスを採用、持ち物はパワーッ不足を誤魔化せてゴツゴツメットのストレスも無いパンチグローブ。
スポンジさんの構築では主にイダイトウ、トドロクツキを相手にする際に襷パオジアンを連撃ウーラオスの代わりに出すと書いてありましたが、襷が無くてもその役割は一応こなせると思い、低速相手への崩しも命の珠+電気テラバーストで兼任させてキョジ対策を別に用意することにしました。トドロクツキを相手にする時だいたいステルスロックを撒かれるのもあって氷の礫のダメージを補強できるのもなかなか良いと思ってます。
これで枠を5体に圧縮し、キョジオーン対策として1番強みを崩さず戦える赫月ガチグマを補完枠として採用。対キョジオーン構築となるとハバタクカミを出しにくいこともあると考えて流し要因になるように食べ残し+欠伸で採用しましたが、気持ち程度のキョジオーン対策すぎて勝率6割あるかないかくらいだったので瞑想とか入れても良かったと思ってます。
【個体紹介】
1.カイリュー
持ち物:ラムの実
テラスタイプ:鋼
特性:マルチスケイル
技構成:エアスラッシュ、冷凍ビーム
地震、神速
実数値/努力値
175(68)-154-115-167(252)-108-124(188)
調整:H…余り
C…ぶっぱ
S…準速70族抜き抜き
初手枠。前期1位スポンジさんのパクリです、もはやここを書くこと自体おこがましい。
けど正直諸説枠です。というのも型バレがやばい、Cに振り切っているエアスラッシュを一度見られるとだいたいバレます。読まれることへの対策として流星群ほしいとかアイアンヘッドほしいとかも考えましたが、詰めのエースの連ウーラオスがサーフゴー相手に有利とは言いがたく、隙を見せたくないので地震は切れませんでした。
それと代案としてシーズン中一度イカサマダイスのフルアタカイリュー初手も試していたのですが、ラムの実が無いと今度はカバルドンの処理にまぁまぁ手こずるのと、構築単位でランドロスをめちゃくちゃ誘ってるらしくそこへの回答としてもやはりこの形の方が強かったです。
シーズン中にラムの実持ちの初手への考えをもう少し練っておけば良かったなと思っております。
余談ですがこのカイリュー信じられんくらい運が良くて、怯み凍り急所なんでもござれでめっちゃ切断させました。この構築の守り神様やね...
選出率4位
2.ハバタクカミ
持ち物:ブーストエナジー
テラスタイプ:水
特性:古代活性
甘える、痛み分け
実数値/努力値
135(36)-54(A0)-102(212)-156(4)-156(4)-205(252)
調整:H…調整
B…余り
C…4振り
D…4振り、C特化赫月ガチグマのブラッドムー
ン+真空波確定耐え
S…最速
流し枠。テンプレのBSハバタクカミ、対カイリューの繋ぎとして優秀だったのと、最速だと相手のハバタクカミを1発削ってアクアジェット圏内に入れやすいため特に変えたいと思った事がない。
しかし初手枠の炎オーガポンとカイリューでカイリューと対面した際に必ずハバタクカミに引くと決めていたものの、火力アップ系持ち物を持った飛テラバーストは切っており何度もこれでストレート負けした。拘り鉢巻なら連撃ウーラオスの鋼テラスでビルドアップの起点にできるが、だいたい無理。
それとそのまま負けはしないがカイリューの電磁波もだいぶキツい。消耗させて蔦棍棒か水流連打圏内になんとか入れないといけない。
かといってこれらを受けるために赫月ガチグマを投げても炎の渦が無理...もうカイリュー対策わかりゃんくなったので、構築のパワーも落としたくないしだいたい勝てるからokと諦めました。
選出率1位
3.連撃ウーラオス
持ち物:パンチグローブ
テラスタイプ:鋼
特性:不可視の拳
技構成:水流連打、ドレインパンチ
ビルドアップ、アクアジェット
実数値/努力値
205(236)-151(4)-122(12)-×-81(4)-163(252)
調整:H…2n-1たくさん
A…4振り
B…余り
D…4振り
S…最速
詰め枠。ビルドアップの上昇を考えて4振りのお得感がすごそう!と感じてたくさん4振りした、あんまり考えてない。
パンチグローブの火力補強のおかげで火力不足も感じなかったため火力耐久速さ全てにおいて◎。
テラスタルは個人的に水・鋼・毒・電の4択。水は火力補強、鋼と毒は妖耐性、電は麻痺耐性だ。
ラスイチハバタクカミと戦う時に活きるから個人的には鋼・毒テラスを推したかった。毒テラスの方が対ウーラオスが強くなるのだが、鋼テラスで赫月ガチグマのブラッドムーンに対して1ターン貰えるのが優秀と判断した。一応鋼テラスでウーラオス耐性が無くなるものの、闘はハバタクカミ引きでケアもできている。
そもそも他の型の候補として水テラス+剣の舞でぶち抜くのも考えたが、対ウーラオスとパオジアンの性能をひたすら高めたかったので耐久と両立したかった。けどハバタクカミの甘えるで起点も作りやすいし、本当に好みでいいと思います。
選出率2位
4.オーガポン
持ち物:竈門の面
テラスタイプ:炎
特性:型破り/面影宿し
岩石封じ、電光石火
実数値/努力値
187(252)-155(4)-111(52)-×-121(36)-151(164)
調整:H…ぶっぱ
A…余り
B…A特化連撃ウーラオスの水流連打+アクア
ジェット確定耐え
D…C特化赫月ガチグマのブラッドムーン+真空
波95.71%耐え
S…準速97族抜き抜き
初手枠。前期1位スポンジさんの意地HSベースがすごく強くて使いやすかったのでほぼそのまま使った。
初手最速鉢巻連撃ウーラオスが水テラス切ってきたらそのまま負けます。ついでに鉢巻悪テラスパオジアンも無理。これらは切ってます。
特筆すべきは対ディンルー、こいつに初手荒らされると萎えぽよになるため初手要因としてディンルーに強いのが本当にいい。
もう話すこと無くなった。
なので徹底していた動きを書いていく。ランドロス・オオニューラ入り相手には炎オーガポンを投げずカイリューを投げる、赫月ガチグマ相手には蔦棍棒を押す、炎オーガポンミラーでは岩石封じを押していた。裏にカイリューがいても読んで岩石封じはしない。テツノカイナが死ぬほど重いので炎テラスで殺しに行く、それでもオボンの実を持っていることが多くドレパンで負けるのがほとんど。
画像はポケカが無いのでめっちゃ強いオーガちゃんの画像です。
選出率3位
5.パオジアン
持ち物:命の珠
テラスタイプ:電
特性:災いの剣
技構成:氷柱落とし、噛み砕く
テラバースト、氷の礫
実数値/努力値
159(28)-187(236)-107(52)-85(C0)-86(4)-179(188)
調整:H…10n-1
A…11n(振り切ってもヘイラッシャに対してのダ
メージが変わらなかったため)
B…余り
D…余り
S…最速110族抜き
崩し枠。パオジアンミラーで同速勝負できるように準速でも良かったと思う。
受け構築相手はキツいので眼球を捨てて初手何と対面しようが絶対に電テラバーストをします。ノータイムぶっぱ。ヘイラッシャに引いてこなかったら負けです。なお食べ残しHBヘイラッシャはテラスタルをすることで62.5%で電テラバースト2発自体は耐えます。しかし、テラスを切って眠ってきたら今度は氷柱落とし3発で89.64%で落とせる。寝言は怯みで対策してます。とはいえだいたい雪雪崩だし、地割れ直撃しなければ大丈夫だけど。
ここまでしても眼鏡テツノツツミがやばいので噛み砕くの代わりに不意打ちを仕込んで他のポケモンの圏内に入れるか悩みましたが、悪技不意打ちピンが苦手なのでひよって噛み砕くが入ってます。ちなみにその他の氷柱落としは怯み強いし、電テラバーストは対ヘイラッシャに必要だし、トドロクツキへの打点として氷の礫がほしいで1枠しか自由枠がありません。不意択自信ニキは不意打ちにしておいてください、ちなみに自分の不意択の勝率は5%くらいだと思います。
それと赫月ガチグマでキョジオーン対策していると書いたものの、キョジオーンに水テラスさせて電テラバを通すルートを取るためにだいたい赫月ガチグマと一緒に出していました。妖テラス...?ちょっと知らない...ですね...
選出率5位(赫月ガチグマとほぼ同率でわからん)
6.赫月ガチグマ
持ち物:食べ残し
テラスタイプ:毒
特性:心眼
技構成:ブラッドムーン、大地の力
欠伸、月の光
実数値/努力値
209(164)-67(A0)-165(76)-156(4)-112(212)-79(52)
調整:H…16n+1
B…11n
C…余り
D…余り
S…同族意識
流し枠。初手無テラ赫月ガチグマに2体持っていかれて萎えていたらこっちの赫月ガチグマが3タテした時はなんだ...?このゲーム...ってなりました、流し枠がしていいことじゃない。
テラスをこいつに切りたいと決まっているとハバタクカミが投げにくい時があるので、そういう時と対キョジオーンで投げていました。汎用性を高めた結果身代わりキョジオーンが普通にキツいので対策としては微妙でしたが、キョジオーンにガンメタ貼って出てこない時腐るよりふわっと見るくらいでいいかと思ってます。さすがに大地の力を素で受けるのはキョジオーン側も苦しいため、キョジオーンに水テラスさえ切らせればパオジアンの電テラバーストでもぶち抜けます。
毒テラスしたのにオオニューラにフェイタルクローで突破された時、新年一発目にして今年最大の憎しみが溢れ出て叫びました。
こいつもポケカが無いのでプーさんで代用しました。
選出率5位(パオジアンとほぼ同率でわからん)
【基本選出】
1.先発炎オーガポン+ハバタクカミ+連撃ウーラオス
悩んだらこれでいい、連撃ウーラオスは基本ラストの詰めに残した方がいいのでやむを得ない状況以外は2番手にハバタクカミを投げた方がいい。
欠伸とか電磁波とかで展開作ってくるのが嫌な時、相手にランドロスかオオニューラがいた時はこれ、1と同様ハバタクカミは基本2番手
3.先発ハバタクカミ+赫月ガチグマ+パオジアン
キョジオーン入りにはこれ、初手ハバタクカミ以外だとカイリューがキツいので仕方なく初手ハバタクカミ
4.先発パオジアン+連撃ウーラオス+攻め枠への回答
受け構築相手にはこれ、初手電テラバでok。通らなかったら無理です。ハピラッシャ+ツツミなどの高速アタッカーの形が多いため、まずはヘイラッシャを潰して連撃ウーラオスの通りを良くします。
パオジアンでヘイラッシャ落とす→命の珠氷の礫で眼鏡テツノツツミを削ってハイドロポンプで落とされる→ハバタクカミ(この状況の攻め枠への回答)でハピナスに引かせる→連撃ウーラオスでビルドアップ→テツノツツミをドレインパンチ+アクアジェットで押し切る→ハピナスをドレインパンチで落とす
この形で勝つのが理想です、通っても通らなくてもすぐ試合が終わるのでテンポよく回せるのが1番の魅力です。
5.あとはケースバイケース、ハバタクカミが出しにくいから赫月ガチグマを出すとか崩しがほしいからパオジアンを入れるとかがまちまちと。
【重い相手】
テツノカイナ…エースである連撃ウーラオスが鉄壁で完全に止められます、裏に残すより初手に来がちなので炎オーガポンでテラスを切って全力で殺しに行きます。
トリル+赫月ガチグマ…止まらん、トリル要因の目の前で連撃ウーラオスがビルドアップを積んで鋼テラスでブラッドムーン耐えて勝てるといいな(無理)
チオンジェン…全然当たらなかったけどマジでキツい、環境に救われた
その他要塞系…やめろ!!!!!!
【感想】
強いポケモンが強すぎるS13、本当に難しいシーズンでした。
強いポケモンを強く使った方が勝つといった環境は好きなのですが、いかんせん電磁波だけは度し難いです。レギュFは電磁波が減るといいな(多分無い)。
今構築をこうやって見返すと、命中不安が全然無いのはかなり負け要素を減らせていて、そこも勝因だったのかなと考えます。
ここまで見て頂きありがとうございました、レギュFもどっかで3桁取りたいです。