[はじめに]
シーズンお疲れ様でした。
SMにてポケモン対戦を初めて4年、ついにレート1900+最終3桁に乗れたことを祝ってなにか形に残したかったことと、自分が他人の構築記事を読み漁って構築を考えたように誰かの助けになればと思い構築記事を作るに至りました。
初めて書く構築記事なので拙い文章になることを予めご了承ください。
※736位でした、ポケホーム更新前に投稿してしまったみたいです申し訳ございません浮かれていました...
[構築経緯]
元々 ポリヒトデサンダーナット といった並びで毒菱を起点に受け回しをしていたが、崩しの手段を多数用意されたPTが多くシーズン中盤3桁帯での勝率が悪く何度も4桁に叩き落とされたため、対面の何が1番キツかったかを思い出しながら構築そのものを作り直すことを決意。
そこで真っ先に 1.カミツルギ が思い浮かんだ、カミツルギを通すためにはどうするかを考えることに。
そして ステルスロック+ダイアタックでサンダーやエースバーンを処理できることを構築記事を読む中で知り、ステロ要因を探す。当初はタイプ相性の補完のあるラグラージを使おうと思っていたのですが、されるであろう欠伸ステロ展開を阻止するためのラムのみを筆頭に自慢の対策を用意されていた時に逆に展開されてこちらが後手でDMを切らされることを嫌い、別にクイックターンで戻してサイクルをする必要もツルギを通す一点に絞れば引く必要を感じ無く使い捨てればいいやと思っていたので、電磁波によるS操作ができて毒菱も打てるポケモン→ 2.襷ウツロイド
ステロ→ツルギと来て1.5〜2体持っていった後、残りを任せられるポケモンはと思い、古事記にも書かれている対面最強ポケモン→ 3.アッキミミッキュ
カミツルギを使う上で最大の障害となるのが テッカグヤ ここに対して有利を取れる本構築でカミツルギの代打が務まるダイジェットエース→4.CSサンダー
厚底ブーツを持っていたり炎技持ち、特殊だった時などの安定しないカイリュー対面への回答が思いつかなかったので、死に出しから対面で勝てることと、ラス1をミミッキュに任せるのが厳しい時の非ダイマ要因としての2つの適正がある→5.スカーフフェローチェ
ステロ欠伸展開から先にダイジェッターを展開されることを嫌い、なら破壊してから対面性能で詰めるルートもほしいということでテッカグヤに対しての圧力にもなる→6.ラムエースバーン
[個別解説]
カミツルギ@命の珠
#陽気 AS252、H4
本構築のエース、テッカグヤかカイリューがいない限りはこいつの力を信じて選出。
聖なる剣と燕返しはDM時の積み技として優秀なので確定とし、やりたかったステルスロック+ダイアタックをするためにギガインパクトを採用。
残り1つは剣の舞、リーフブレード、スマートホーンとで迷ったが、まず欠伸はないので剣の舞を積める機会があるか疑問に思えたのと先に展開して強引にミミッキュ/フェローチェでなんとかするならDMで突破されても削りは入るしダイウォールもいらないと考えたので剣の舞は没。
初手ステロを撒くだけで落とされるとしてもどうしても撒きたい時があると思い、ウツロイドが落とされる時には相手が地面タイプであることを考慮してリーフブレードを選択。
実際グラスフィールド展開による草技ゴリ押しはAが上がっていればこれが半減?等倍?みたいなバグレベルのダメージを与えれて後続のミミッキュやフェローチェを通す時に楽になったりと使い勝手もよかった。
Sを削って耐久に多少振っても実感が湧かないと考えてASぶっぱ。
ウツロイド@気合の襷
#臆病 B188、C68、S252
ステルスロック、電磁波、毒菱、パワージェム
八割くらいの試合で雑に初手投げした、ウツロイドより早いポケモンには電磁波→ステロorジェム、ウツロイドより遅いポケモンにはステロ→毒菱、ジェムといった動きを取っていました、相手の蜻蛉返りはオリチャー発動でなんとかします。
まずはコンセプト通りにステルスロック、次に電磁波があると初手から加速されてカミツルギが抜かれることへの耐性があるのが優秀でした。
耐久に振っているのは、パワージェムが1ダメージでも通れば襷は潰せるし火力は耐久のその次にしました。
耐久調整は意地ドラパルトの珠ドラゴンアロー確定耐えです、悪ウーラオスの暗黒強打も鉢巻じゃない限り襷まで行かないので持ち物の判断材料になるのもいい。
ミミッキュ@アッキの実
#意地 H228、A156、B20、D4、S100
じゃれつく、影打ち、剣の舞、ドレインパンチ
非ダイマ最強ポケモン、フェローチェの方が通ってる時以外は3枠目にほぼ100%出します。
非DMで対面するならこれが最適だと思った技構成にしました、こいつに関してはもはや解説不要じゃないでしょうか。
毒菱のターン稼ぎに使えるゴーストダイブを呪いのお札持たせて採用するのもありかなと思ってましたが単体の対面性能はやっぱ無難にアッキ安定でした、そもそも毒菱はあんま撒かないし。
Hは16n-1最大、Aは11n、BD余りのSは60振りサンダー抜きです。
サンダー@鋭い嘴
#臆病 CS252、B4
十万ボルト、暴風、熱風、羽休め
テッカグヤかカイリューがいる時にカミツルギの代わりに出すDMエース、その時くらいしか出さないので選出率は低め。
珠持たせれないので嘴です、努力値はなんだかんだ最速強いよなー火力ほしいよなーってことでぶっぱです。もう書くことないわこいつ。
フェローチェ@拘りスカーフ
#意地AS252、D4
インファ、トリプルアクセル、毒突き、蜻蛉返り
対面性能超高い非ダイマ要因二体目、カイリューに親を殺されたのも採用を後押しした要因。
ジェットで突破してやり返すみたいな手法を通される時に出します、非DMミミッキュじゃさすがにカミツルギをジェットで突破しながら自信過剰発動とかされたDMマンダとかも押し返せないのでそこに対しての回答になっていてポリ2+レジエレキみたいなのも突破できてミミッキュとはまた違った強さを感じる。
蜻蛉返りはエースバーンやドヒドイデに通るドリルライナーと悩みどころでした。
エースバーン@ラムのみ
#陽気AS252、D4
火炎ボール、飛び膝蹴り、飛び跳ねる、思念の頭突き
初手ステロ展開をぶっ潰したい+テッカグヤにもやり合える+ドヒドイデが絡む受けサイクルへの有効打になる点を評価して採用。
当初は捨て身タックルでしたが何故か知らないがドヒドイデを結構出されるので思念の頭突きにしました、本当に謎。
最近ラムエースバーンが流行ってるのか急に増えてきて型も読まれやすいわ案外通らないわでなんかなーと感じました、変えるなら真っ先にお前。
[終わりに]
苦手な相手で環境にいるのってそれこそカイリューくらいしかいないという環境メタとしてはよく作れましたが、PT単位で強いかと聞かれたら正直弱いと思いますので次シーズンは間違いなく通用しないでしょう。
キツい相手としては
・厚底ブーツカイリュー(物理でも特殊でも初手精神力以外の全てがほんとキツい)
・テッカグヤ(サンダーは相手に対策されてるし抜きエースとして安定しないので結局キツい)
・トリックルーム(9連勝が初手ツンデツンデに崩壊させられて爆笑しちゃいました、ウツロイドミミッキュサンダー以外ダイウォールすらないからターン稼ぎも無理)
でした、次シーズンは少しゆっくりしながら上位勢の動画を沢山見て知識を増やそうかなと思います。ここまで見て下さりありがとうございました!